毎日新聞のカメラマンがある記事を書いている。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050507-00000056-mai-soci&kz=soci)
尼崎脱線事故の現場をカメラでとり続けたときの感想文みたいなものだ。
記事の中、
疲れきった表情の救助隊員から、「何を撮ってるんだ」と言われながらも、この惨状を記録しなければと、シャッターを押し続けた。
という一文がある。シャッターを押し続けたことがマスコミの正義のように書かれています。休みを取ってボーリングや旅行に行っていたことを痛烈に批判し、乗り合わせていた社員が人命救助を行わないまま出勤したことをボロクソに言うマスコミが言えることなんでしょうか。
この人はこの文章をこう締めくくっている。
ただ、ファインダーを通し、この事故に真摯(しんし)に向き合うことは今後も続くと思っている。
なぜ、ファインダーを通さなければいけないのでしょうか。真摯に向き合うのならば、救助隊員に対して「手伝います。」とあのとき、言ってください。