アジャイルって単語はよく聞くけれども、具体的に何をすればわからない人たちに贈られている・・・かもしれない本書を手に取ってみました。
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣
- 作者: Venkat Subramaniam,Andy Hunt,木下史彦,角谷信太郎
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2007/12/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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とりあえず、第一章と第二章を読んでみました。
まず、本書の構成が面白い。まず、悪魔の声という形で、悪魔の声は油断すると陥る悪しき習慣が示される。その後、それがなぜだめなのかが示されて、天使の声という形で改善案が示される。
第二章に書かれているものをひとつ紹介しましょう。
問題に対処する上で最も重要な第一歩は、犯人を突き止めることだ。
という悪魔の声に対して、
非難してもバグは直りません
という、至極当たり前の天使の声が書かれている。これを「当たり前」ととらえるのではなく、自分の姿を振り返ることが重要でしょう。つい最近後輩や部下が持ってきた資料に対してどのように対応したかを思い出して、当てはまると考えるのならば素直にその過ちを認めるのが大切でしょう。