本章のタイトルは「アジャイルなフィードバック」。ここでのフィードバックはテストのことを指している。で、本章では、テスト駆動開発について熱く語られている。
正直、自分はあまりテスト駆動開発をしていない。理由は単純で面倒くさいから。特にprivateメソッドのテストを書くのが面倒くさいというか、まだなれていない。つい最近まで、「privateメソッドのテストができない」と思い込んでいたので、PrivateAccessorってものを使えばできるらしいということを知ってびっくり。試してみると書いておくテスト。
面白かったのは、第20節「作る前から使う」。実際に作るアプリケーションの例とそれに対するテスト駆動開発の例を書いてあり、テストケースを書くときの考え方が参考になって面白い。YAGNI(You Aren't Gonna Need It:どうせ要らないって)の精神は自分もよく陥って、あれこれ考えているうちにコードがかけてないことが多いので、肝に銘じたい。
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣
- 作者: Venkat Subramaniam,Andy Hunt,木下史彦,角谷信太郎
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- 発売日: 2007/12/22
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本書を読み始めて、「Ship It!」の紹介が2回ほど見かけたので、今度読んでみよう。
Ship It! ソフトウェアプロジェクト 成功のための達人式ガイドブック
- 作者: Jared Richardson,William Gwaltney Jr.,でびあんぐる
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2006/08/26
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