RubyKaigi 2010に出てきた

毎年恒例、RubyKaigi。

金鳥の夏、Rubyの夏。赤いロゴが暑い夏にぴったり。

今年はつくば。

横浜から遠い・・・。朝7時前に家にでて、着いたのが9時過ぎだからなぁ。

Rubyの技術的な話は「うんうん、なるほどなぁ。」と思ったり、「ワケ分からんw」って思いながら聞いていたり。全然進歩しない自分に毎年笑える。

個人的には、初回のRubyKaigiから出ているんだけど、だんだんと持つ興味が変わってきている。最初は単純に技術的な話だけを聞きに行ってたんだけど、徐々にRubyをどうやって今の仕事に持ち込むかに移ってきている。おっさんになった証拠かね?
というわけで、3日目の「Ruby業務システムの広がりとホットスポット島根」は個人的に注目したお話(資料はこちら)。

感想を一言でいうと、「よく、あきらめずにここまで持ってきたなぁ。」という印象を受けた。よくある話として、「諦めてCOBOLerの人が使いやすいように話を持っていく」ってことが多いんだけど、今あるもので折衷案を見つけたなぁと思う。

日本語変数とかは、わかるような気もするし、わからないような気もする。IMEの切り替えが面倒くさいのだけど、分かりやすいのがいいのは確か。テーブルのカラム名などは日本語にしているところが多いと聞く(私が関わっているプロジェクトではないのですが・・・)ので、そういうところから攻めて行ってみるといいんじゃないかな?

あれ?でも、日本語プログラミング言語「なでしこ」がメインストリームにならないのはなんでだろ?ここらへんはちょっと難しい話があるのかなぁ。

RubyKaigiは来年でひとつ終わりとなるみたい。

毎年出ている自分にとっては、ちょっと寂しいなぁと思うんだけど、Rubyの日本語コミュニティは大きく育ったし、Regional RubyKaigiがあっちこっちで出来ている現状を考えれば、一定の役割を果たしたんじゃないかなぁと思う。
ただ、RubyKaigiがひとつの目標であったことは確かで、RubyKaigiまでに間に合わせるとか、RubyKaigiで発表するためにとか、Rubylistが持てる分かりやすい区切りだったり目標だったりするので、そういう意味では続けて欲しいなぁと思ったりする。

まぁ、外野が好き勝手言っているだけなんでしょうけどw

今年も大変楽しめ、勉強になりました。運営・スピーカー、そして参加者の「おまえら」もみんな乙。