買ってから完全に積ん読状態であった「実践アジャイルテスト テスターとアジャイルチームのための実践ガイド 」の読書会が開かれるということなので勇気を出して行ってみました。やっぱりこういう厚い本は、読書会ってモノがないと読めないよなぁ。
実践アジャイルテスト テスターとアジャイルチームのための実践ガイド (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)
- 作者: Janet Gregory,Lisa Crispin,榊原彰,増田聡,山腰直樹,石橋正章
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2009/11/28
- メディア: 大型本
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読書会のルールとして、「事前に読んでくること」があったことから、参加申込後ちまちま読む毎日。今回は第一章から第三章まで。
書いてあることはまだまだ抽象論が多いなぁといった感じ。もうちょっと全体を読んでそこから振り返ればよかったのかもしれないけど、そこは全体を読んだ後にもう一回振り返ることとしよう。
印象に残ったのは、「3.5 変化は簡単ではない」ということ。うちの会社はガチガチのウォーターフォールモデルで開発をやっているんだけど、どこもかしこもどうも開発がうまくいってない。
アジャイルではうまくいくってことはないだろうけど、良いところを取り入れようと思いいろいろ勉強しているところなんだけど、過去の経験に固執する人は多く、それに対して無理やりやっても結局ダメ。難しいもんです。
読書会では、QAチームと開発との対立はなぜ起きるの?っていうテーマに。QAにはQAの事情があって、開発には開発の事情がある。でも大半は評価する対象ではなく、それに付随するものに対して怒りを覚える→QAに対する怒りってことになるのが多いような気がする。
また、「アジャイルテスト」に記されているテスターってものすごいスーパーマンじゃね?ってこともテーマに。これはこれから先を読み進めていかないといけないけど、テスターとして開発者に還元できるものは何か?がひとつの話題に。テストしやすいクラス設計とか、メソッド設計とか。カバレジが取りやすいコーディングも必須。
というわけで、あっという間に過ぎ去った2時間。
これからも参加してみようとは思うけど、次のことを次回はやってみようと思う。
- 指定されたところから先も読んでみる。
- 名札とかあったほうがいいような気がする。
次回はDevLOVEのHangerFlightってイベントに参加予定(ってか、これを書いている時点で参加済み)。これからその感想などは書く・・・はずだ。