動機
いわゆるアカウント名をプログラム内に持たせたくはないんだけど、個別に設定ファイルなどを書くのは結構面倒くさい・・・っていうことで、gemにあったpitを使ってみることにしました。
pitのインストールと設定
pitのインストールは簡単。コマンドラインから
gem install pit
と打てばOK。
その後、ユーザ名やパスワードなどのいわゆるアカウント情報をpitにいれてあげます。
まず、$EDITORに適当な値(/usr/bin/vimとか)を設定します。
export EDITOR=/usr/bin/vim
その後、アカウント情報をpitにいれてあげる。例えば、「hogehoge.com」という名前のアカウント情報を作りたいとしましょう。すると、
pit set hogehoge.com
と入れると$EDITORで設定されたエディタが起動するので、YAML形式で記述します。最初は
--- {}
って出てくるんだけど、これを編集して、
-
- -
って入れればよいです。
設定ファイルは、
~/.pit/default.yaml
に特に暗号化されず保存されるので、パーミッションは600にするなど取扱注意。
使い方
Rubyでの使い方は、
require "pit" config = Pit.get("hogehoge.com")
ってやれば、設定情報がハッシュの形で入ります。例えば、
config["user"]
ってやれば、"aaa"が得られます。
また、同じように
config["pass"]
ってやれば、"bbb"が得られます。