はじめに
少し前に「技術系の情報をどう探すか」ということが私の周りで話題となりました。その場では「検索」が第一候補として上がったのですが、「なんかヒットしないんだよねぇ。」ということになりました。それはそれで正しいと思うのですが、世の中もっと信頼できる情報ソースがあるのにもったいないと思っています。ただその場ではうまく整理できなかったので、個人的にやっているRuby/Railsの情報の探し方を記します。
結論
はじめに結論ぽいものを。
- 書籍は持っておく
- RailsについてはRuby on Railsガイド
- 細かいAPIの使い方などは
gem server
でGemのRDocを見る - 公式サイト/Gemのソースが置いているGitHubに目を通す
- やってみる
- 最後に検索
書籍について
RubyやRailsについては、日本語での情報がオンラインでも書籍でもたくさん出ています。個人的には「パーフェクト」シリーズを手元に置いていつでも目を通せるようにしています。
紙でも電子書籍でもどちらでもお好みで。
RailsについてはRuby on Railsガイド
体系的にRailsを学ぶのであればRuby on Railsガイドがよいと思います。はじめのうちは頭から読んでおくと良いかなと思います。
細かいAPIの使い方はgem server
で
細かいAPIの使い方はgem server
でドキュメントサーバーを立てておくところからスタートします。
あとはブラウザでlocalhost:8808
にアクセスして調べます。
個人的に良くやるのは、Railsでformを書くときにclass属性ってどうやって書くんだっけ?というときに調べます。この場合はactionview gemのActionView::Helpers::FormBuilderを見ればOK。ここら辺はある程度の経験が必要かもしれません。
公式サイト/Gemのソースが置いているGitHubに目を通す
RubyならRubyの公式ページにあるドキュメントページからリンクが貼ってあるリファレンスマニュアルをみます。
Gemでしたら、ソースが置いてあるGitHubの特にReadmeには目を通しておくとやりたいことが書かれていることが多いです。具体的にはRubyGemsにて調べたいGemのページを見つけ、「ホームページ」や「ソースコード」に書かれているページを見ると該当のものが見つかると思います。
やってみる
私はドキュメントに書いてあることを読んだだけで理解できる人ではないので、たいてい手を動かしてみることにします。Rubyにはirbというコマンドがあるので、ちょっとしたお試しで処理内容を確認するにはいいかなと思います。
最後に検索
ここまでやっても見つからなかった場合は検索で。キーワードが悩みの種ですが、ここまで来ると自分がやりたいことが整理できていて、情報も探しやすいのかなと思ったりします。