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mrubyのはじめかたメモ その2 Windows編

はじめに

mrubyのはじめ方について、色々とやったことをメモっておきます。

今日は、Windowsでのmrubyのはじめ方について。

これまでの記事

miyohide.hatenablog.com

環境

準備

Windows上でmrubyをビルドするためには、いろいろとソフトウェアをインストールする必要があります。自分は次のものをインストールしました。

それぞれ説明します。

Visual Studio Community

Windows上でのC/C++コンパイラであるclコマンド等を入手するためにVisual Studioをインストールします。Visual Studioには色々とエディションがありますが、個人開発者は無料で使えるVisual Studio Community Editionを入手、インストールしました。

Visual Studio Community - Visual Studio

インストールするときは、通常の方法でインストールするとclコマンドがインストールされないので、カスタムインストールでVisual C++のインストールを選択してください。

Ruby 2.3.3

Rubyのインストールは、RubyInstaller for Windowsを使ってインストールしました。

RubyInstaller for Windows

環境変数PATHにRubyのインストールパスを通すようにすると後々の作業が楽になります。

また、Development Kit(DevKit)もインストールしておいたほうが良いでしょう。DevKitのインストールは、GitHubのWikiページに記載されているように、

  1. ダウンロードしたDevKitを空白を含まないパスに解凍する(自分は、いつもC:\tools\devkit以下に解凍しています)。
  2. コマンドプロンプトを起動して、DevKitの解凍場所(自分の場合は、C:\tools\devkit)に移動。
  3. ruby dk.rb init」を実行
  4. 生成される「config.yml」を編集。Rubyをインストールしている場所をYAML形式で記述する。
  5. ruby dk.rb install」を実行

とすればOKです。

Bison for Windows

Bisonというツールをインストールします。私はBison for Windowsを使いました。

Bison for Windows

このページにある「Complete package, except sources」をダウンロードしてインストーラーを起動すればインストールが行われます。ここでの注意点は、インストールパスを必ず変更して、空白を含まないパス(例えば、「C:\tools\bison」とか)にインストールすることです。デフォルトでは「C:\Program Files (x86)」以下にインストールされるのですが、このままだとmrubyのビルドのときにエラーを出力して異常終了します。

ビルド

準備ができたら、mrubyのビルドを行います。予め、mruby-1.2.0.zipをダウンロードし、解凍したら「Developer Command Prompt for VS2015」を起動し、そこでコマンドを入力します。

やることは簡単で、「ruby minirake」と実行するだけです。

f:id:miyohide:20170115235938p:plain

マシンスペックにもよりますが、数分でビルドは完了します。

f:id:miyohide:20170115235954p:plain

バージョンを確認してみましょう。

f:id:miyohide:20170116000001p:plain

以上でWindows上でのmrubyビルドが成功しました。