はじめに
2021年11月にAzure Container Appsというものがパブリックプレビューとして公開されました。パブリックプレビューなので、まだ色々と環境が整っていない感じがするのですが、試してみました。
前回はチュートリアルをそのまま実施してみたのですが、今回は自分が作成したコンテナイメージを動かすことをやってみました。
前回までの記事は以下を参照してください。
Azure Container Registryを作成する
自分が作成したコンテナイメージを保存するために、Azure Container Registryを作成します。管理者ユーザーを有効にしておき、作成したAzure Container Registryに自分が作成したコンテナイメージを登録しておきます。
Azure Container Appsにデプロイする
Azure Portalからデプロイしようと思いましたが、2022年1月23日時点でAzure Portalからは環境変数の設定が見当たらなかったので、今回はAzure CLIを使います。
基本はクイックスタートのものを使います。
違うところはaz containerapp create
コマンド。イメージ名や環境変数を設定しておきます。具体的には以下のコマンドを実行します。
az containerapp create \ --name my-container-app \ --resource-group $RESOURCE_GROUP \ --environment $CONTAINERAPPS_ENVIRONMENT \ --image イメージ名 \ --registry-login-server 上で作成したAzure Container Registryのログインサーバー \ --registry-username 上で作成したAzure Container Registryの管理者 \ --registry-password 上で作成したAzure Container Registryのパスワード \ --environment-variables 環境変数名=環境変数の値 \ --target-port 3000 \ --ingress 'external' \ --query configuration.ingress.fqdn
今回は簡単なRailsアプリを動かそうとしたので、target-port
は3000
に。ただ、ブラウザからはポート番号を指定せずにhttps
でアクセスすることになります。
今日はここまで。