17-B-3 チケット駆動開発 タスクマネジメントからAgile開発へ

概要

TracRedmineなどのバグトラッキングシステムをバグだけじゃなくて、タスク管理として利用しませんか?というお話。まちゅさんが提唱された「TiDD」のお話をベースにTracRedmineを使ったお話を@sakaba37さんと@akipiiさんがお話されました。

No ticket, No commit

おふたりとも強調されたことは「No ticket, No commit」ということ。チケットなくしてコミットなしという意味です。

コミットログとかで十分じゃねぇの?と思ったのですが、ふと現実を振り返ってみると

  • コミットログを書かなかったり
  • コミットログに「hoge.javaを追加」と書いたり

して、コミットログに「Why」が書かれていないのが大半だってことに気がつきました。その悪しき現実に対する対処方法として、チケットと結びつけるのはいい手かもと感じました。

ガントチャートはビューの一つ

@akipiiさんのお話の中で印象的だったのは、

ガントチャートはビューの一つ

ということ。結局、必要な情報を与えればガントチャートなどはビューの一種だから自動生成できるでしょ。ってことを強調されていました。
実際、Redmineをインストールしてみてちょっと使ってみるとガントチャートが自動生成されている。これまで俺が自社ツールで苦労してメンテしていたのはなんだったんだ・・・orz

Ask the speaker

Ask the speakerでは、「コミットとチケットの結びつけを強制させることは出来るのでしょうか?」ということをお聞きしました。TracにもRedmineでも「プラグインで出来る」というお話。その後、いろいろ調べてみましたが、Subversionのフックスクリプトでの手法を見つけました。言われてみれば「そうだよねぇ」って感じ。

また、WindowsでTortoise SVNを使っているのであれば、Redmineの課題をGUIで選択できるプラグイン「Tortoise Redmine Issues Plugin」があることも知りました。これは地味に便利かも。