先日、AWS認定DevOpsエンジニア - プロフェッショナル(DOP-C02)を受験し、合格しました。
今回の受験は3年前に合格した認定の更新のために受験したものです。その時のブログは以下を参照してください。
3年も経つとクラウド関連のサービスも色々と変わってきます。また、使わないサービスについては忘れていることも多く、結局はほぼゼロから学び直しという形で試験対策を始めました。
試験範囲の確認
試験対策を始める前に、試験範囲を確認します。以下のページに試験ガイドが公開されているのでそこで問われるサービスの名称を確認しておきます。
前回と違う点として、私が確認した時点での試験ガイド(バージョン1.6)にはCodeCommitの記載がありませんでした。CodeCommitは新規受付を終了しているため、試そうにも試せないのがその要因かなと推察しています。以下のリンクはCodeCommitの新規受付終了のアナウンスが書かれているAWSブログ。
FAQにも「現行のサービスまたは機能が変更されました。〜」の部分にそれらしき記述があります(明確にアナウンスからいつの時点で試験対象外とは書かれていませんが)。
試験対策
Udemy
学習の基本はUdemyの「AWS Certified DevOps Engineer Professional 2025 - DOP-C02」を軸に進めました。
個人的にAWS認定試験の学習は上記Udemyの講師であるStephane Maarekの動画を軸に学習しています。試験別の各コンテンツはStephane Maarekのサイトを確認してください。
Skill Builder
AWSがSkill Builder上で公式模擬試験を公開しています。これも解いてみます。
無料ユーザーは20問しか受験できないのですが、どのようなことが問われるのかを把握するにはよいきっかけにはなるかなと思います。単純にサービス名称とその役割を知っているだけだとダメで、具体的な利用シーンやトラブルに対してどのような対策が取れるかを把握する必要があるので、模擬試験を解いた後にUdemyの動画を見直すということを繰り返しました。
Skill Builderには各種サービスの紹介コンテンツもあるのですが、軽くサービス名の紹介にとどまっている感じがしました。サブスクリプション登録してもあまり大きな差は感じられませんでした。このため、サービスの学習にはUdemyコンテンツが良いかなと考えています。
BlackBelt
いわゆるBlackBeltも主要なサービスにおいては見直しました。
ただ、いくつかのサービスは資料自身が古いのが気になりました。例えば、CodePipelineは2020年時点の資料なので、現状を知るのであれば触ってみるかUdemy動画で学習するのが良いかなと思います。
生成AI
3年前の受験と比べて大きく変わったのは生成AIの活用です。学習していてよくわからない部分については生成AIに聞いてみました。
いわゆるプロンプトエンジニアリングには時間を割かず「〜〜について教えて」と聞く形から会話をスタートさせ、だんだんと詳細を聞いていく形にしました。複数の選択肢がある場合に表形式でまとめて整理してもらうと理解が進んでよかったです。
受験
受験の前に、軽食をとっておきます。フルに時間を使うと3時間の試験です。頭フル回転で試験に臨むことになるので、どうしてもお腹が減ります。空腹感を覚えると試験に集中できなくなるため、それを防ぐためにも軽食を取るようにしています。私の場合は、小さいチョコひとかけらぐらいを食べるぐらいです。
試験はテストセンターで受験しました。もう手慣れたもので、受付や本人確認などをささっと終わらせて、受験。
1つ1つの問題文が長く、選択肢もよく似たものが多い感じなので、じっくりと読み込んで受験します。わからない問題や解答に自信がない問題はフラグをつけます。90分で一通り問題を解き終わり一息。この時点でフラグをつけた問題が8問あったので見直しを実施して回答を埋めます。 最後に全問見直しをします。解答に自信がない問題にフラグをつけた結果、最終的に10問フラグがつくことになりました。
試験の採点方法や点数配分については公開されていないのですが、個人的には8割正解したら良いだろうと考えています。このため、今回の試験においては75問中15問は間違えられると考えています。フラグをつけた10問すべて間違えていたとしてもおそらく合格ラインには達するだろうと考え、試験時間を50分残した状態で受験終了しました。
結果発表
試験結果はその場では出ず、待つ必要があります。朝イチで受験した場合、だいたい20時半過ぎぐらいには試験申し込みをしたサイト(Certmetrics.com)の試験履歴から参照できます。
結果を確認してほっと一安心。今回はスコア860だったので、少し余裕を持って合格できた感じでした。