『AWSではじめるクラウドセキュリティ』を読み終わった

はじめに

「何はともあれセキュリティなんだ」と漠然とした要望が出てくるのはITシステム開発の常だったりしますが、クラウドが一般的に使われるようになってその傾向は強くなってきたような気がします。セキュリティと一言で言ってもいろんな観点がありますが、その観点が整理されたのが今回読み終わった『AWSではじめるクラウドセキュリティ』です。

なお、電子書籍版はBOOTHでも配布されているようです。

booth.pm

内容と感想

最初の数ページはAWS要素少なめで、「セキュリティってなんだ」ってことについて丁寧に整理されています。

第2部からは徐々にAWSのサービスと絡めた記述が増えますが、それぞれのAWSのサービスがなぜ必要なのか、どのようなセキュリティ観点に対応するものなのかが記されており、さまざまなリスクを網羅的に対応できる記載となっていました。

第3部はハンズオン。クラウドに関する書籍の宿命ですが、スクリーンショットが現在のものと若干変わってきていますが、そんなに戸惑うものではなかったです。個人的には、GuardDutyやSecurity Hubについてはあまり経験がなかったのでハンズオンとして試すことができたのはいい経験でした。